旗の台駅のホームで急行電車を待っていると、大声で携帯電話している女子高生が横に並んだ。
そして、やってきた急行電車にそのまま乗り込んだ。
大人の僕チャンとしては、ここは注意する所だ。
しかし、その後いくつかケースが考えられる。
無視されたり、逆切れされる。まぁこれは放っておけばいいだろう。
むしろ 素直に電話を切ってくれた時だ。その後すぐに立ち去るわけではないから、暫くお互いにバツが悪い空気になろう。
しかし先日、定年も間近の大先輩に、そんな場合の裏技を教えてもらっていたのだ。
意を決して、女子高生の肩を叩き、「もうやめなさい」と声をかけた。(子供に注意するのは慣れている)
すると、素直に会話をやめるではないか。世の中捨てたもんじゃない(笑)
案の定、バツが悪そうな彼女に向かい、裏技発動。
「どうも ありがとう!」
勿論(素直に聞いてくれて)ありがとう という意味だが、これで何とか場が持つものだ。
電車を降りたあと、女子高生は早速再び電話で話し始めた。
ひょっとしたら「変なオヤジにうるさいこと言われてさー」とか、悪態をついているかもしれないが それは知った事ではない。
大人として、やるべきことをやったか、やらないか、それだけだ。
折りしも、今日は会社で「40歳になる社員に対するキャリアデザイン講座」を受講する。
女子高生に一喝する。これは40になるオヤジとしては、常識的なな行為だったのだろうか。