またまた父の病室からこんばんは。
FMラジオをつけていると、誰の歌だか知らないが、こんな歌詞が聞こえてきた。
「♪僕が生まれてきたのは 君の笑顔に出会うため」
子供たちの顔が頭に浮かんだ。
そうだよな。
私は、単にヒトとして子孫を残すために子供たちをもうけたのではない。
家族で楽しく過ごすために、子供たちをもうけ、育てているのだ。
子供たちが笑顔でいられる環境を作ることこそがヒトとしての使命だろう。
勝手にそう解釈したその時。
愛娘からメールが届いた。
「お父さん、明日帰ってきたら、できるだけ笑顔を見せてね。」
涙が溢れ出た。
そうだ。親である私も 子供たちに笑顔を見せる生活を送らないといけない。
いつも子供たちには大事な事を教わる。
私が立派な大人になるには まだ当分、子供たちの力を借りないといけない。