ファンシー

かわいいものが好きだ。
かわいいと言っても、ウサギとか子供とか、そういうかわいさではなく「ファンシー」なもの、
つまり女の子が好きそうなものが好きなのだ。

父や母は女の子が欲しかったらしい。当然、男として生まれた自分もかわいがられたが、
どこか女の子が欲しかったことは捨てきれなかったのだろう。小さいころ、リボンをつけて
ままごとあそびをさせられたことがあった(写真に残っている)。
それを、自分では別におかしいことと思わなかった。昔からそういうポテンシャルがあったのだと思う。

それが確かなものに開花(?)したのは大学生のとき。
決してモテるほうでなかった自分は、「きっとガサツなところが嫌われるのだろう」と思い、
考察を重ねた結果「女の子の趣味を生活に取り入れる」ことで人格改造をするという作戦に出た。
まずは、少女マンガを読んだ。(大学生協で、ただ一人「りぼん」を定期購読していた(笑))
次に、ファンシーグッズを部屋のインテリアにさりげなく取り入れてみた。
確かに人格は改造されたが、それ以前にそういうこと(ファンシーさを取り入れたこと)が自分にとって「不自然なことではない」と気づいた。

それ以来。

臆することなく、会社帰りにスーツ姿でサンリオショップに通ったりしている自分がいる。

で、今日言いたいのはこれ。
買っちゃった!俺ちゃんの新しいおさいふ～！ (>_<)カワイイ!