ごく稀に、このBLOGに現れる政治ネタ。今回は東京都知事選。
いろいろ言われてるけど、私は…私は、ですよ?現知事に続けてもらいたい。
公約だとか、その人の経歴だとか、マニフェストだとか、いろいろ見てみても、ほかの候補がどちらかというと「今の高齢者」に対するサービスを前面に出しているのに対し、現知事は、「若者」に対してのアピールが強いように思える。つまり、将来本当の意味で「高齢化社会」になったときの高齢者、つまり
私たちがその恩恵を受けられるような気がするのだ。
今日、ラジオで「政見放送」を聴いて、あらためてそう思った。…が。ただ、一人注目すべき対立候補がいることにも気がついた。
外山恒一氏。
タダものではない。
肩書きがストリートミュージシャン。略歴が「いまどき政治犯で捕まった男」。
タダものではない。
放送内容もブッとんでいた。某イエスのようなブッとび方でなく、なんというかな、一言で言えば「筋肉少女帯」のシャウトなのだ。
中でも心に残ったのがこのフレーズだ。
「俺が当選したら…やつら(有力候補)はビビルだろう。俺もビビる! ただ、どうせ俺たち少数派は、多数決の選挙で勝てるわけがない!だから、俺に入れる気がないなら選挙なんかに行くな!」
…ごもっとも。
これぞ、政見放送だ。
その後、ひょうひょうと喋っている黒川紀章氏が、かえって滑稽に思えた。