門さんが自由研究の「関西旅行」についてレポートをまとめているのを見て、「確か、自分が5年生のときのレポートも残っていたはずだ」と思い、納戸を探してみた。
すると、父に連れられて関西地方を回ったときのレポートが出てきた。奇しくも門さんのテーマと同じだ。
それと同時に、自分がそのころ書いた「空想鉄道地図」が出てきた。
自分は子供の頃、東京の地図を見ながら、「ここに、こんな感じで鉄道を通すとおもしろいぞ」と、さまざまな路線を「開発」するのが好きだった。
何種類も考えたはずだが、すべて捨ててしまった。残っているのは今日出てきた1枚だけらしい。
門さん同様、汚い字でつづられた地図とその解説。
自分が住んでいる町、大田区上池台に巨大なターミナルビルがあり(ありえネー!)、そこを中心にさまざまな路線が作られている。
興味深いのは、今回見つかった「架空企業」の路線は、主に多摩地区を開発していることだ。現在、JR五日市線と青梅線しかない地区に、5~6本の路線が網の目のように作られ(LRTのようなものまである!!)、しかもそのうち1つは羽田空港と直通している。
羽田空港を出た特急は、上池台(自分の家の地下)を通り、玉堤通り、および五日市街道のルートを通って秋川にたどり着く。
これは、将来、自分がこの地区に住むヒトと家族になることをまるで予見していたようにも思える。
しかしこの路線、開通していたら便利だったのになぁ(笑)