トンネルツアー

京急の品川と北品川の間に、「八ツ山橋」という場所がある。さまざまな道路と京急、JRが入り組む交通の要所で、いつもいろいろな乗り物が行き来している。
品川はかつて、高輪口ばかりが栄えていたが、特に21世紀に入ってから、港南口の発展が目覚しく、道路網も拡張された。
高輪口←→港南口を行き来するにはこれまでかなり遠回りをしなければならなかったが、昨日の夕方、「八ツ山アンダーパス」というトンネルが開通し、かなり近道が出来るようになった。
そこで、開通したての八ツ山アンダーパスを通ってみよう！ということになり、門さん、結芽子を引き連れて朝のドライブとしゃれ込んだ。
八ツ山アンダーパスを通る前に、品川付近のトンネルで、もう一箇所、かなり有名なところへも寄り道した。
このトンネルは品川、というよりは泉岳寺に近く、かつては江戸の出口であった「大木戸」付近にある。
これがそのトンネルの入り口。ご覧のようにかなり「低い」。これは田町電車区をアンダークロスするためのトンネルで、高さはわずか1.5m。デミの輔はまぁまぁ余裕で通れるが、さすがにアンテナはたたまないと通れない。

これがトンネルの中。多少余裕があるのはわかっていても、恐る恐る通らないとちょっと怖い。


さて、無事港南口に抜けたところで、新幹線の品川駅を横目に、目的地の八ツ山にたどり着いた。
昨日までカバーで覆われていた信号機が機能していて、開通したてのトンネルが見えてきた。
これが八ツ山アンダーパス。通ってみるとほんとに「アッ」と言う間ではあるが、トンネルを抜けた後に15号がすぐに見えたときは感動ものであった。


本当は「開通時間」にこられればよかったのだが、昨日は台風だったし、写真も取れなかっただろう。
圏央道(八王子～あきる野)に続き、「開通後24時間以内に通る」という、「鉄」でいうところの「まぁまぁ　初乗り」が出来たのでヨシとしたい。