こういう生活状況だと、「食欲の無い」ときもある。
っていうか、振り返ると「食欲のあった」ときのほうが少なかった。
朝はスープだけ。
子供たちの「朝食の食べ残し」をお弁当として会社に持参し、ひとつまみする。
夜は、やつれ果てた親父の顔を見て、何も食べる気が起きず…
こんな感じの日が続いたので、気付くと20Kg近く体重が減ってしまった。
ウェストも15cmくらい減ったので、ズボンはベルト無しでははいていられない。デカパンみたいな状態になっている。
体重が90Kgを割ったのは、実に25年ぶりだ。
しかし、家にある「健康管理プログラム」に現状を入力すると「やや太り気味」と判断される。
考えてみれば、ハナマサとかで肉の塊を20Kg、そう簡単には持ち上げられない。そんなものが今まで自分の体にくっついていたかと考えると、怪我の功名としか思えないのだ。