ところで、現在の体調は、というと、実は万全ではない。
まぁ、「脳梗塞」という、一昔前だったら「即死」だった病気を患った直後なので、言ってみればそれは当たり前であるが、逆に言えば「そのわりには元気なほう」でもある。
ここ何日か、「自分が病気であることを忘れる」ような好調な時間も長くなってきている。
ただ、朝夕などに「歯医者の麻酔が切れ掛かっているとき」のようなしびれや、ダルさがある。
また、実は脳梗塞は合併症で、私の「本」症状は「頚椎動脈乖離」という、首の動脈が切れる「怪我」であるので、その痛みもある。
場所が場所だけに、非常に鬱になってしまいがちであるが、そんなとき思い出す言葉がある。
それは、先週訪ねた、かかりつけの内科医が教えてくれた事実。
実はこの「小脳梗塞」という病気、あの西城秀樹さんや、ミスチルの桜井クンもかかっていたのだという。ご存知の通り、二人とも現在、そんな過去を微塵にも見せず、元気に活躍中である。
また、入院中に毎日聞いていたラジオのパーソナリティである大沢悠里さんも、かつて脳梗塞を煩っていた。
歌を歌うことも、ラジオで喋ることも大変なエネルギーを使うが、3人とも見事に復活している。
そのことが、自分にとってもおおきな励みになるのだ。