今日は、春先に他界した父の法要のため、永田家代々の「墓」がある大阪、高槻へ一家で出かけた。
大阪に墓があるのは、べつに我が家の祖先が関西出身であるわけではなく、墓を建てた祖父が、それを建てたとき「たまたま大阪に住んでいたから」だ。
今、関西地方に住んでいる親族は(一時的な転勤を除けば)誰もいない。だから、お彼岸だとか、お盆だとかの法要があるときは、いつも東京の「別院」にあたるところで行っているのだが、今日のように大きな法要のときは一家揃って大阪まで出向く。
朝早くから出かけて、昼ごはん(京都でおばんざい)のあと法要、当然帰りは夜になったのでまる一日仕事だ。
今日は中秋の名月。
たまたま一昨日見た「ケンミンショー」で、お月見団子は「大阪では牡丹餅のようにコシアンで包むのが常識」という情報を得ていた。
お寺の近くにあるスーパーをのぞいてみると、確かにテレビで見た、お月見団子そのものがあったので、一パック買ってみた。
帰りの新幹線の中で、のぼってきた月を見ながら、家族そろって「大阪風」月見団子を食べた。昨日までの雨も上がり、見事な満月だった。